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  みれん・純情・ランス北海―運び屋で荒稼ぎするでござるの巻
   
あらすじ
ウォードにほだされたカタリナはマスカレイド捜索そっちのけで金を稼ぎ始めた。
 
〈ランスから荷物を運ぶ〉
イベント進行の流れ・詳細
ランスの武器屋にうろついているおじさんの依頼を受ける。一回目はヤーマスまで、二回目はファルスまでの街道を歩いてそれぞれ荷物を運ぶ。 但し、トレード中は依頼主がエージェントなのでイベントを発生させることができない。
依頼を受けたら即、街道に放り出されるのでそのまま進みましょう。木々が茂ってて複雑に見えますが一本道なので迷うことはありません。一定数(5〜7体ぐらい)の野盗シンボルを倒すとほら貝が鳴って引き上げを始めるので野盗シンボルを捕まえて情報か、お金をぶんどりましょう。もしくは「助けない」で征伐してやりましょう。情報は一度聞いたら十分です。合図があった後に前半のエリアに行っても野盗はいなくなってしまいます。後半のエリアに戻ってもとんずらしています。稼ぎたい場合は最初のエリアで出来る限り倒してください。
ちなみに確か5人以下なら全滅してもゲームオーバーになりません。直接奴らのアジトに行けます。でも、今回は全滅しません。これから先の話が全年齢対象じゃなくなる可能性がでてきますので。
 
 
「なんでもするから助けてー」
逃げ遅れた山賊は情けない声で命乞いした。カタリナは胸倉を掴みながら情報を求めた。
「俺達のアジトはスタンレーの近くの山の中にあります」
その答えにカタリナは満足していないようだった。まだ盗賊を離さない。
アビスの底から湧き上がるドスのきいた声で、もう一度訊いた。
「…どこ?」
賊は半泣きになって鸚鵡返しに聞き返した。カタリナの怒りが頂点に達し巻舌でまくし立てる。
「マスカレイドはどこかって訊いてんだゴルァ!」
マスカレイドの話かよ(ガビーン)!!傍にいた仲間の心の叫びは街道にこだました。
 
 

アジトを聞き出したら乗り込みます。
治安を守るのは武人の務め。人から大切なものを奪っておいて己はぬくぬくと私服を肥やすとは、許せん!(いつから怪傑ロビンになったのですか)巣窟にいる野盗は皆ごr…ゲフンゲフン、こらしめます。武人は女子供を泣かす奴を「助けない」ものです。それにミカエル様、野盗に頭を悩ませていらっしゃったもの。(カタリナを笠に着るな)

地下に降りていくと野盗の親分が陣取っていて、命乞いをされます。最初は1000オーラムやるから見逃してくれと懇願されます。もっと欲しい場合、又は本当に許さない方は「ダメだ」を選びましょう。三回「ダメだ」を選ぶと交渉決裂。「もっと欲しいのか!がめつい奴め!」と、言われ戦闘に入ります。でも、この場合は「がめつさ」があがらないようです。宝箱の額は2000オーラムなので、お金を儲けたい方は大野盗の掲示した3000オーラムで手を打ちましょう。
この隠しパラメータ「がめつさ」は、お金を求めたり、値段を釣り上げたりしたら数値が大きくなってしまいます。ある設定数以上になったら、前回のウォードと氷湖の主を倒すイベントが発生しなくなり、そこから続くイベントもできなくなってしまうので注意してください。

 
当然、正義感の強いカタリナは窃盗団の要求に応じません。大野盗と決戦です。
親分を守るように野盗2人が出てきます。本来なら野盗を無視して遠距離攻撃で大野盗を集中攻撃するのですが、二人は遠距離攻撃の技を持ってません!!仕方ないからカタリナの飛水断ちで野盗を一撃で倒して、ウォードの払いぬけでボスに攻撃するのを期待して…そっちは良いから大野盗の方にダメージ与えろ!!
二人旅の場合は速攻で倒すのが常套手段です。攻撃回数も少ないし、狙われる率が通常より圧倒的に高い。守りに入ったらこちらが劣勢に追い込まれます。1ターンで野盗二人倒しても次のターンでまたやって来ます…。もたもたしていると野盗がわんさかでてきてどんどん強力な技を仕掛けてきます。
最初は外道剣でじわじわ毒殺全滅。
テイク2は野盗二人のエックス斬りで一人倒され、その後なぶり殺し。
テイク3は烈風剣の大ダメージで全滅。
テイク4はバックスタッブで一人目即死、残った方もなぶり殺し。
すげ〜、野盗ってこんな多彩な技をもってるんだぁ…。
テ(中略)カタリナ怒りの龍尾返しでフィニッシュ!!ようやく倒せました。
 
習得した技
剣    飛水断ち・亜空間斬り・龍尾返し 
大剣  切り落とし・払いぬけ
体術  集気法(中途半端なタイミングで覚えたな…)
見切り 斬り払い(なぎ払い)・遠当て
 
 
「貴様か…。マスカレイドを奪ったのは…」
―もし、あの時奪われなかったら、ミカエル様の信頼も裏切ることはなかった。
怒りを押し殺した不気味な静かさでゆっくりとならず者達に近づく。
「マスカレイド…ッ!」
―ああ、浅はかな私。甘い言葉に誘われて、何も疑わずに夜盗に渡すなんて。
血走った目でむさ苦しい男を睨んだ。
「マスカレイドはどこ!!」
―こんな事にはならなかったわ。こんな―…!!!
カタリナの頭の中は真っ白にスパークした。
彼女の身体は心的外傷から危機的状況を回避するために遂に心のブレーカーを落とした。手に持ったファルシオンをヒステリックに振り回し、誰彼かまわずメチャメチャに切りつける。
ウォードは血の気が引いていた。視野狭窄に陥ったカタリナを制止させる事は誰も出来なかった。それどころか動くものは全て敵。人間をただの血の入った袋程度にしか考えていないような振る舞いをしている彼女を下手に止めれば自分の身に危険が及ぶ。ただ黙ってこの地獄絵図を見守るしかなかった。
「返せっ!マスカレイドー!!!」
大野盗の首を絞めてキメているにも係わらずそれに気が付かないで揺さぶり続けた。そうして彼女の理性が戻った時には、誰もいなかった。共に旅を続けた者達すらも。

ロアーヌ貴族 女剣客カタリナ 奪われた聖剣マスカレイドを求め イスカルの街道を押しわたり あれ果てた野盗の巣窟へと たどり着く 魔人の後には倒れた野盗の山が出来る カタリナの前に 続々と逃げ惑う人の群れ 赤子の手をひねるが如く大野盗を倒し ついにカタリナの周りには誰もいなくなった
と詠われ、後に伝説となったカタリナ 野盗1000人斬りの真実がこれである。