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  聖王遺物奪還屋―ミューズ殿の健康を奪り還せでござるの巻
   
あらすじ
マスカレイドを奪われたトラウマをフラッシュバックさせながら野盗を成敗したカタリナ。気持ちが治まり冷静になると、事態は何の進展もしていないことに気がつきピドナに舞い戻った。ミューズの家に立ち寄ると彼女は死んだように深い眠りについていた。
 
〈ミューズを夢魔の手から救う〉
イベント進行の流れ・詳細
ゴン救出イベントからしばらくしてミューズの家に訪れるとイベントが発生する。怪しい男からもらった夢魔の秘薬を飲んで目覚めないミューズがいます。ここで主人公はここで待って様子を見守るか、シャールと一緒に行ってミューズを救出するかを選択する。ちょっと待っては決定保留。
一緒に助けに行かなくてもこのイベントを終わらせることは出来ますが、情けは人の為ならず。自分の為に人を助けましょう。彼女の心に巣食っている夢魔を倒せばクリアです。これをこなさないとカタリナはいつまでたってもマスカレイドを見つけられません。気合を入れて頑張りましょう!
 
 

カタリナがミューズ宅へ伺いに行くと、子供達は眠りについた彼女に取り巻き恐慌状態に陥っていた。シャールも厳しい表情でこれから自分の君主を助けに行くという。事態を把握できないカタリナは詳細を訊いた。ゴンが知らない人から貰ってきた薬を飲んでからずっと、眠ったままらしい。それは夢魔の秘薬だった。彼女は夢の中で必死に獲り憑かれた魔物と戦っているのだ。
「夢の中へは何人でも行けるようですね。私も行きます。」
「いいのか、二度と目覚めないかも知れないんだぞ。」
「危険なのは分かっています。」
死も恐れずに主の命を救いに行く。カタリナはこの武人の忠節に心を打たれていた。ピドナのスラム街にひっそりと隠れ住み、寄り添いあって生きる二人。そんないたいけな二人を少しでも助けることが出来たらと思った。
私とシャール殿の立場が逆なら、貴方もきっと私を助けると仰るはずです。そう独白めいたセリフと共に、シャールに続いてカタリナも赤いガラス瓶に入った透き通る液体を思い切って飲み込んだ。とたんに身体の力が抜け、底なしの眠りに落ちていった。

 
 

ここで手に入る夢見る宝石は通常この夢の世界でしか使えない、且つ異常なほど魔法防御が高い、大変貴重なものです。現実世界に持って帰れる裏技がありますが、武人はそんなことしません。宝に目がくらんで仲間を謀殺することができようか(いやできない/反語)。
てか、貴重な戦闘要員を減らす訳には…!

 
で、ループを解除して夢魔戦です。
烈風剣orメガサクションで全滅しまくりです。
あぁ、二人でも無理だわ…。ミューズ様…。…。
はっ、いかんいかん。「お父様はもういないのよ!」ミューズパンチところにより稲妻キックで倒そうだなんて。曲りなりにもやりこみ(緩ゆる)二人旅なのよ、二人で何とかしなきゃ。武人の誇りを捨てることになる…!でも、こっちの方が話的には自然な流れな気もする…。
まぁ、大体今のカタリナのHPはバクの最強打で一撃死、シャールも一回耐えられるぐらいだものね。バクと戦って勝率が半々なのに夢魔と戦おうって時点で無謀だったのかもしれない。まずはバクで100%勝てるようになるまで地道に修行。でも、バクって悪夢を食べる生き物じゃなかったっけ。身体で言えば体内に侵入したウイルス等を駆逐する白血球を破壊するに等しい行為をしているのではとちょっと罪悪感に浸りながらバクを泣かせていたのです。
そのバクの涙が30個以上溜まってから再戦です。
シャールには銀の手装備、これ常識ですね。他の人に装備させるのが勿体ないぐらいです。バク相手にエイミングしたら倍近くダメージが違います。
リベンジ夢魔戦はカタリナもシャールもよく頑張ってくれた。奴の攻撃を盾とガーダーでかなり防いでくれたおかげで、攻撃に集中できました。逆に言うと運の要素がかなり大きかったのかも。カタリナは今もってる最強技龍尾返しでアタック、シャールは攻撃速度が夢魔より遅いのでエイミングでダメージを与えます。
最後はWPがなくなったカタリナのデミルーンで倒しました。
 
習得した技
槍    エイミング・脳削り・大車輪
見切り 催眠
 
 
カタリナが目覚めると、子供達がミューズに駆け寄り口々に喜びをあらわにしていた。そう、夢魔を退治して彼女は助かったのだ。ミューズはいつものにこやかな笑顔で優しくミッチの頭を撫でる。
「ゴメンネ、ミッチ心配かけて。みんなありがとう。」
ゴンに夢魔の秘薬を渡したのは、ローブを着て赤いピアスをした男からだったという。シャールには思い当たる人物がいた。ピドナにある教団支部の最高権力者、マクシムスだ。


「世話になった。今度はこちらが手をかす番だな。」
シャールは一緒に夢魔と戦った騎士に微笑みかけた。カタリナも微笑み返した。


後日、カタリナとシャールはピドナの神王教団へと事実を確認しに出かけた。マクシムスは聖教者らしいことを言っているが、その耳には赤さんごのピアスが確かにあった。この男がミューズに夢魔の秘薬を飲ませて彼女の精神世界から聖王遺物 銀の手を抽出しようと目論んだ張本人なのだ。彼は聖王遺物に興味を持っているだけでなく実際に集め始めている。恐らく同じ聖王遺物であるノーラの工房にあった聖王の槍も、マスカレイドも奴の仕業だろう。
それぞれの点は線として繋がった。しかし、今は証拠がない。カタリナ達は必ずシッポをつかんでやると心に決め、施設を後にした。