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  聖王遺物奪還屋―苛烈!シャール殿の槍技が空を裂くでござるの巻
   
あらすじ
銀の手によって本来の力を取り戻したシャールは魔王殿で力試しをしたいと言いだしたのでカタリナも一緒について行くことにした。
 
〈魔王殿のアビスゲートを閉じる〉
イベント進行の流れ・詳細
魔王殿に行く。すると最下層で「指輪を…」といったメッセージが出るのでランスの聖王家に聖王の指輪を借りましょう。それが扉の鍵になっています。で、最奥にいるアラケスを倒すのみです。
 
 

魔獣公アラケスのやきごてがシャールの左腕に押し付けられる。白く光り輝くほど熱をもった鉄の塊は彼の皮膚に触れた瞬間、一層の閃光を放ち苦痛に歪むシャールの顔と共に鮮明に焼きついた。あまりの痛みに膝を落とす。しかし、絶叫は聞こえなかった。ただ、白煙と共に肉のこげる臭いが鼻をついただけだった。目の前の男に飽きた魔獣公は次の獲物を見つけじりじりと詰め寄った。とっさにシャールはフェザーシールを詠唱し、カタリナの姿を隠した。
―クレメンス様を失った痛みに比ぶれば…!
シャールは硬く閉じた目をゆっくり開けると立ち上がった。脂汗で滑る槍を持ち直し、再び構えた。
「お前の相手はこの私だ」
ミューズも夢魔の一戦で今までの重荷を解放させたのと同じように、彼もまたこの5年間自分に堆積したどす黒い感情の全てをこの戦いで断ち切ろうと決心していた。

 
 

ちなみに、シャール編ではノーラの替わりにミューズ様が控えに回って頂いております。この二人の仲を引き裂くわけにはいきません!そして、そんな二人を身近に見ながら、カタリナは遠く離れた君主の事をしのんでもらってより一層切ない思いをしていただきましょう(酷)。
この辺になってくると流石に集気法での回復はキツクなってきたので、ナイチンゲールが欲しいところです。めんどいけど妖精を助けて(もちろんソウルサッカーもこの世から解放します)正しい蝶の色を教えてもらい、火術要塞を見つけ出します。指定された蝶の色を追いかけても全然見つからなくて闇雲に走ってたどり着き、ナイチンゲールをゲットしました(妖精に訊いた意味ないし)。

 
と、いうことでアラケス戦です。テラーボイス対策に音波耐性のあるシルバーチェイルを装備します。アラケスの戦鬼先生に大回転見切りの教えを乞うて、見切りを取ったならレッツ決戦です。シャール先頭の漢気溢れる陣形ライフシールドで迎え撃ちます。
物理攻撃が多いのを利用してカウンターで倒します。
本当ならカウンターに失敗しても盾でダメージを軽減できる可能性の高い、盾装備可能な片手持ち武器のカウンター技のほうが良いのですが、持ってません(いい加減計画性を持って技を閃いてください)。なので槍技かざぐるまで倒します。ガーダーは攻撃を回避できるのが嬉しいですが、やはり盾よりも発動率が低いのが難点です。カタリナには基本的にナースヒールでの回復役を担当してもらいます。
普通に考えたらカタリナが攻撃役で小剣・槍の熟練度の高いシャールがナースヒールで回復させたほうが効率が良いのですが、こっちのほうが話的に美しいじゃないですか。とりあえずシャールに活躍してほしいし。これがミカエル様ならいろんな意味でこんな無茶は出来ませんが。
結局、終盤シャールがやきごてを喰らい瀕死状態になったので、カタリナをフェザーシールで隠してシャールの回復のみに専念させました。朱雀術最高ー!!でも、最初からこうするならライフシールドの意味がなかったけれど。
途中ちょっと苦戦しましたが最後はシャールのかざぐるまが決まってアラケスを退けました。
 
習得した技
剣   五月雨斬り・バックスタッブ・パリィ(笑)・疾風剣・残像剣
大剣  無形の位・無刀取り(マスカレイド白刃取りの夢に近づいた!)
小剣  スネークショット・マインドステア・インプリズン(固有技ナースヒールを覚えるついでに閃いた)
     サザンクロス(固有技蛇剣を覚える為に素振りしていたらいきなりシャールが閃いた)
槍    ミヅチ・スパイラルチャージ・チャージ・双龍波
見切り アクセルスナイパー・でたらめ矢・フェロモン・スマッシュ・ライフスティール・影ぬい・
     ブレードロール(大回転)・凝視・ネット・死神の鎌・多段攻撃・スクリュードライバー

どれだけシャールと鍛えたんですかアイラさん。シャール好きにも程があります!
ちなみに見切りはフェロモン・ブレードロール・多段攻撃以外全て見切ったのは彼です。
私の中では見切りのシャールという称号がつきました。
 
 
カタリナ達がアラケスを倒した記念にとパブでささやかな祝杯をあげていると、突然ロアーヌ襲撃の報が飛び込んで来た。
「そんな…ミカエル様…」
一同の浮かれた気分が一気に醒め、そしてカタリナは唇を震わせた。シャールはロアーヌに帰ることを説いたが彼女は一向に聞く耳を持たなかった。
「いえ、戻りません。私は、戻れないのです…!」
尋常でない動揺と、意思の強いカタリナが見せた涙に驚いて、シャールは事情を聞いた。
「―何と、そのような事が…。貴公はミューズ様を助けてくれた恩人だ。私も共にマスカレイドを探そう。」
カタリナは首を横に振った。
「お気持ちだけで十分です。シャール殿はミューズ様の御傍にいらしてください。」
カタリナはミューズとシャールの深い絆を見て、ミカエルとモニカに仕えていたかつての自分を投影していた。病弱だったミューズをピドナから離れ、いつ終わるとも知れぬ過酷な旅に巻き込むことはできないし、そんな彼女を一人残してシャールを連れ出すわけにもいかなかった。今の自分のように大切な人と離れ離れになって辛い思いはさせたくなかったのだ。いつの間にか帰っていたノーラを連れ、掴んだ手がかりと共にピドナを発った。