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  あの方の剣になりたい―レオニード伯爵に挨拶しにいくでござるの巻
   
あらすじ
カタリナは氷の剣を土産にロアーヌに帰ろうとしたが、ポドールイへ立ち寄るミカエルに同行することした。
 
〈聖杯をレオニード城に取りに行く〉
イベント進行の流れ・詳細
ツヴァイクのトーナメントで優勝するとイベント発生。
カタリナのようなOPイベントでロアーヌ決戦組は優勝して初めてポドールイが地方マップに出現します。で、聖杯のある地下まで取りに行ったらクリアです。ドラゴンズと戦って勝ちぬけられたらイケルと思います。勿論今回、カタリナがレッドドラゴンをすっぱり張り倒して優勝しましたよ。
 
 

雪の町からロアーヌに帰る途中、ミカエルはポドールイのレオニード伯爵の所に寄り道する事をカタリナに伝えた。ゴドウィン男爵の反乱時に妹モニカが世話になった礼を述べに行くと言う。このまま帰るのが少し寂しかったカタリナは二つ返事で君主の命に従った。
そうして粉雪の舞う中、二人は小高い丘を登りレオニード城までやってきた。
しかし、突然の訪問だったので重厚な門は固く閉ざされたままだった。開く気配のない伯爵の館の前でカタリナが行った言動に、ミカエルはこの女がただの女ではないことを改めて思い知ることになる。
「たのもー!」
よく通る声で伸びやかに家人を呼ぶカタリナは骨の髄から武人だった。

 
 

聖杯を倉庫に入れっぱなしで持ち物に入れていないor聖杯を持たせたままレオニードと別れる状態で、城門で延々とたのもー!といい続けるカタリナが大好きです。

ポイゾンギアン先生が守ってる割には大したお宝がありませんが、まぁ一応頂いときます…(そんな気持ちなら貰うなよ)。むしろポイゾンギアン先生自らデッドハートを貰った時のほうがよほど嬉しかったです。
めったに使わない妖刀龍光を片手に大量の怨霊妖魔をばっさばっさとなぎ倒し、最下層を目指します。

難関かと思われたヤミー戦は意外とラクでした。体当たり・突進・ネットの見切りがあれば楽勝です。技欄が余っていれば骨砕きの見切りも入れても良いかも知れません。あとは、死人ゴケの毒対策にヒドラレザーと、状態の防御力が高いされているが効果があるのか良く分からないクリスナイフを装備したら覚悟を決めてバトルします。
奴を自動回復させないようにアビスの地相をサンシャインで変える。ミカエル様の太陽術があって初めて良かったと思いました。ぶっちゃけて言えば月術のがもっと使い勝手良かったけど。ぶちかましを見切ってるミカエルとカタリナは同じタイミングで壮麗にくるくると避けながらサザンクロス等、アンデットクリティカルな技を使います。で、あっさり倒せましたよ。

 
伯爵から聖杯を受領します。持ち物がいっぱいだと「おろか者め」と罵倒されるのでちゃんと確認してから話しかけましょうねっ☆で、速攻最果ての島へと連れ出し、吸血鬼伯爵と一緒に水鏡の盾を獲得の為玄竜と戦います。ミカエル様は控えに回す。後ろで妬いてなさい(笑)。
レオニード先生のジェントルタッチのお蔭で今回のアイテム狩りは凄く一回一回が早いっ。ここでも神酒の所為でいらん期待をしてしまったものですが4度目の正直でブツを入手。20回ぐらい戦った程度だったのでこれはラッキーなほうだと自分は思います。
 
習得した技
体術 稲妻キック・ナイアガラバスター・ジャイアントスイング・逆一本・短勁
体術技コンプリート始めました。
 
 

レオニード伯爵はこの場から出てゆこうとするロアーヌ侯を呼び止めた。
ミカエルはカタリナに外で待つように命じ、彼の別れの挨拶を待った。
「どうしても私の大切な物を奪っていくのだね。」
「大切な物ならば隠さずにそう仰れば良いのに、貴方は今まで聖杯の存在を黙っていらっしゃった。」
超然とした伯爵が初めて見せる、恨めしそうな様を見て優越感に浸りながらミカエルは冷笑した。
「それは君にすら秘しておきたい物だったからだ。」
君だって同じだろうと、伯爵は追撃の手を止めなかった。いつもの鷹揚な態度からは想像もつかない棘のある声にミカエルは改めて彼の顔を直視した。今度はミカエルが苦しい立場に追いやられる事になる。
「カタリナの存在を教えてはくれなかったではないか。」
投げかけられたその一言が何故かミカエルの胸に重く突き刺さった。伯爵は目を細めるとにやりと笑った。ほんの一時だったが、彼の波打つ心臓の変化に気づいたのだろう。
「あれは…彼女は貴方に紹介する程の者ではありません」
これ以上胸の内を探られないようにミカエルは早口で一方的に話すとヴァンパイア伯爵に背を向けて、城を出た。