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  白い闇を抜けて―カタリナを知るものたちよ、今こそ神王の塔に来たれ!でござるの巻
   
あらすじ
パブで赤さんごは温海の特産であると知ったカタリナは海底宮で自分の命を救った謎の男とハーマンの行方が気になりつつも、マクシムスの過去を知る人物を見つける為にグレートアーチに向かう事にした。
 
〈神王教団のマクシムスを追う〉
イベント進行の流れ・詳細
ハーマンかブラックを仲間にして神王教団ピドナ支部に行く。すると彼に自分のの正体を暴露されたジャッカルは捨て台詞を吐いて机の下の隠し通路で脱出する。そのまま後を追いかけてナジュ砂漠の神王教団まで追いかけます。どちらも一度しか入れないので貴重なお宝は取り逃さないようにしてください。
モンスター三連戦の後にジャッカルを追い詰めていきます。進んでいくうちに仲間が離脱せざるを得ない状況になります。新しく仲間になった順から外れていき最終的にジャッカル戦は残った主人公一人で戦うことになります。3ターン後から仲間が毎ターン一人づつ戦闘に加わります。最初に外れた者から順に戻ってくるので強いキャラをなるべく最後に仲間にするように順番調整しましょう。
ジャッカルを倒すとマスカレイドを含む聖王遺物等が手に入ります。これで晴れて愛しのミカエル様の許に帰れます!
 
 

ハーマンがいた桟橋には彼の替わりに壮年の屈強な男がそこに立っていた。
日焼けした浅黒い肌と、体中の傷跡は数々の修羅場をくぐり抜けてきた男の戦歴を物語っていた。海を見ていた男はやがてカタリナに気づき振り向いた。その黒く力強い目に見据えられ、カタリナは咄嗟に目を逸らす。
その時何故か、海底宮での出来事が彼女の頭を駆けた。水の中でもがき、差し伸べられた力強い腕。その太い腕に自分の身体を締め付けられた少し苦しい感触、安堵感が蘇る。
知らず、どこかでお会いしませんでしたかとカタリナは訊いてしまっていた。言い切らない内にその男は興味なさそうにさあなと答えてあっさり切って捨てた。その態度を見てカタリナは少し腹が立ったが、そんな事を訊きにきたのではないと思い直して本来の目的である赤さんごの事を尋ねた。
「赤サンゴのピアス!それは、海賊ジャッカル一味のしるしだ。だが、ジャッカルの奴はオレ様がノドをかっ切ってやった。生きちゃあいまいよ。」
赤さんごの新たな情報に、身を乗り出して男の話に聞き入った。マクシムス―いや、海賊ジャッカルの悪行を暴く証人を見つけ、カタリナの顔は明るくなった。だが、念の為に顔は分かるか確認を取った。
「忘れるはずもねえさ」
男は不敵に笑った。ハーマンの笑った顔に重なって見えた。

 
 

マクシムスの前哨戦、モンスターの三連戦で一番しんどいのは最後のレッドドラゴンでしょう。奴の火炎は劇的強力。しかも朱雀属性に傾かせて自身を回復させます。カタリナはダンシングソードか切り落とし。ブラックはエアロビートで攻撃してたら倒せます。エアロビートはミスは多いけれども当たったら強力です。朱雀の地相も打ち消せるし。まぁ、3回連続で失敗したときは一度全滅しましたが(運に任せる博打的な戦法はいい加減止めてください)。

 
えー、皆さんに謝らねばならないことがあります。
結果的にいうとマスカレイド無刀取りできませんでした(泣)。
WPが0になるまで粘っても奪えない。素早さを上げてみたり、器用さを底上げしたり、反撃しやすいように軽量な装備に変えてみたりしても、奪えない。奪えない。奪えない。奪えない。奪えない。奪えな奪えな奪えなうばぁー!!
攻略サイトを回って調べてみましたが、結論から言うと取れない仕様だそうです。出来たと思ったのですが、何しろ10年前の事なので記憶が歪んでしまっていたようです。
こうなったら今までの昔の男仲間を引き連れて倒してやる!!
自身の傷つけられたプライドや怨み辛みを纏ったカタリナとカタリナの為に渾身の技を叩きつける男達。サガフロチックに奴に披露した技を順に紹介するとブルブル双龍二段スマッシュ(ブルクラッシュ×2・双龍波・二段突き・スマッシュ)って感じです。これで、終わりだ(芸術点0)!!最後にやってくるノーラまで回させないぜ!
 
習得した技
見切り 大震撃(地震攻撃)・稲妻キック
 
 

マスカレイド奪還の悲願を達成したカタリナはロアーヌに凱旋した。
そしてミカエルに面会し咎を許されたカタリナは、今までの辛酸を思い出しながら俯いてそれに対する短い返事をするのが精一杯だった。
少しの間、沈黙が二人の間を支配する。
突然、ミカエルが「出かけるか」と切り出した。それは彼なりのカタリナに対するねぎらいだった。君主の命令は絶対。ましてやカタリナにとっては好意を寄せている人の言う事。断るはずがない。
「ご一緒します」と自分の予想通りの返事をしたカタリナにミカエルは満足そうに笑いかけた。彼は生真面目な功労者の手を取って軽やかに執務室を出てゆく。ほんのりと暖かい彼の人の大きな手に握られ、カタリナの頬は薄紅色に染まった。
ビューネイの脅威が迫ってはいたが、ロアーヌには確実に春が訪れていた。