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  あの方の剣になりたい―ハッスル老師にあんな事やこんな事を強要されたでござるの巻
   
あらすじ
最後のアビスゲートを閉じたと思いきや、実はまだ一つ残っていた。
その場所はナジュ砂漠よりまだ東の見捨てられた地、東方だった。こうなったら意地でも全部閉じてやると決心したカタリナとミカエルは死の砂漠へ向かう。体力も尽きかけたその時、二人は未知の東国へとたどり着いた。
 
〈ネフト族と話し合い、ゼルナム族を倒す〉
イベント進行の流れ・詳細
東方に行くには砂漠を越えねばなりません。それにはまず、神王の塔にいる人に乾いた大河の情報を聞いている事が第一条件です。でないとループしてしまい、永遠に東方にはたどり着きません。途中、道が分かれていて北東には水晶の廃墟があります。余力があるならお宝を探すのもアリです。
先を急ぎたい、または既に疲弊してるならそのまま東に向かいましょう。
草原を進むと、やがてムング族の集落に着きます。そこにいるバイメイニャンの指示に従ってまずはネフト族に協力を求め、それから引き続きゼルナム族を倒してください。
 
 

カタリナがネフト族と話をつけて帰ってくると、待機していた老師とミカエルが迎えた。
西の文化や術を調べられたバイメイニャンは清々しく満足そうな顔をしていたが、逆にミカエルは蒼い顔を通り越して土気色になっていた。
「ミカエル様、お加減が…?」
そんなに過酷な尋問だったのかしら。カタリナは心配して彼に近づいた。
「大事無い」
ミカエルは反射的に差し出されたその手を跳ね除ける。しかし、カタリナの憂い顔を見て思い直したのか言い換えた。
「…少し疲れただけだ。風呂に入って気分転換したい」
彼はそう言うとふらふらと立ち上り外へと出て行った。

 
 

西の事が知りたいって一体、バイメイニャンはナニを調べてるんだろう(主に術のことですよ)。
さて、地方マップに出られない事がとてつもなく圧迫される事を思い知りながら東に向かいます。体勢を立て直したいと思っても脱出できないのです。WPやJPはアイテムで比較的手軽に回復できますがLPはなかなか回復させにくいのであまり敵と接触しないようにしましょう。戦う場合は消費WPが少なめでダメージの大きい技を使いましょう。水晶の廃墟では敵を避けまくってお宝を回収。それから砂漠を東に行くと遊牧民の集落があります。
そこには入り口を塞ぐように女性が一人立っている家があります。女性に話しかけると中に引っ込んでしまうので、そのまま家の中に入りましょう。そこには一人の老女、バイメイニャンがいます。
彼女にアビスゲートの位置を教えて欲しいと頼んでも、老師は自分の要求をのまない限りは駄目だと取り付く島もありません。さらには西の術の研究をしたいとメンバー一人を人質に取られてしまうので、とりあえず彼女の指示に従ってネフト族に話をつけにいきましょう。
その代わり抜けたメンバーの代わりにツィーリンとネフト族と会話できるとされるサイコメットをこちらによこします。老師に頂いたサイコメット、うっかり捨ててしまうと物凄いバカ、バカって言われながらまた貰えます。人数分揃えたい方は是非捨てまくってください。また、術LVの高い人物を人質に取られるのであらかじめ装備品を外すなどの準備をしておきましょう。余分な装備品を持ってきてなかったのでツィーリンは控えに回して、一人で戦闘はこなす事を決意。ミカエル様も一人で頑張ってるんだもの、私も一人でパシリ任務をこなすわ!
今、試される二人の愛と絆!カタリナの決意と共に 南にあるネフト族の巣に向かいます。
ネフト族は洞窟に住んでいて、虫みたいな姿をしてます。最初はこっちが敵かと思いました。しかも族長以外は…ニク…しか言いません。本当にサイコメット持ってる意味があるのだろうかと疑いつつ金髪の人型をした固定シンボル、ゼルナム族を3体倒します。ゼルナム族戦は一人でも全然平気。強いて言うなら電撃攻撃を仕掛けてくるので、耐電装備でのぞむぐらいでしょうか。
3体倒した後に族長に話しかけると「じゃあ、協力しましょう」的な事を言われてイベントクリアです。
なんなんだ、このメンドさは…。はっ、だから老師は押し付けたのか?!
これは東方の人達と信頼関係を取り持つ儀式みたいなものだと割り切ってミカエル様の待ってるムング族の集落に戻ります。バイメイニャンに話すとツィーリン入れ替わりでメンバーが戻ってきます。もし彼女に何か装備させていたら外してから話しかけましょう。でないとしばらく装備品が回収できません。

 

話をつけてあると聞いて玄城に向かうとあっさり捕まって投獄されてしまいますが、助けに来てくれるので散々こき使われた上に謀られたかと老師を怨まなくても良いです。ただし、人数が少ないと(パーティが4人以下か?)、「しかし、ちと戦力が心もとないな」とか言われて強制的にバイメイニャンとヤンファンが加わります。
余計なお世話だと思いながら彼らを外しに速攻パブに行くと、パブがその機能を果たしていない。しかたがないのでバイメイニャンを控えに回し、麗しい東将軍を戦闘のメンバーに。道中で絶対に ミカエルとヤンファンはカタリナを巡って絶対に口頭によるマスコンバットシュミレーションやってるね。
「分断作戦!」「ならば、陣形回復 速だ!」「それはもう回数を使い切っているだろう!」「何だとっ!」「…これが情報操作L3というものだ(にやり)。無防備な所を狙って前列前進!」
そんな一国の軍を率いる二人のやり取りを横目で見て、当人のカタリナは二人が仲良くマスコンの情報交換されてるのかしらと微笑ましく勘違いなことを考えていて欲しい。

ヤンファンが術を発動
させる時、顔の部分だけがブルブル上滑りしててなんか怖いなぁと思いつつ、北のゼルナム族の巣に向かいます。
といっても、基本は二人旅(ゆるゆる)ですが武人なカタリナ女史の性格的に謀殺はNGだったので戦闘でのヤンファンの行動は敵へ攻撃はせずに防御または自分の回復のみとします。ミカカタは彼がいないが如く通常どおり戦います。それで、リセットを駆使してボス戦以外は戦闘をしないことにする。
そして魔王の鎧戦。
鎧から放たれる妖気に集まる前衛のゼルナム族は無視して後衛に攻撃を集中させる。ヤンファンはろくな装備をさせていない所為か、自分の回復だけさせていても回復量よりダメージが上回り、気絶することもしばしば。ゴリゴリと削られていく命!魔王の鎧を倒す頃には彼のLPは半分にまで減少しました。あんたらの方が心もとないよ全く。ああロアーヌが恋しい。

 
習得した技
前回で閃きまくったので特になし
 
 

勝手に牢の鍵を開けた者がいると聞きつけたヤン ファンは急いで現場にやって来た。
「老師!勝手なことをなさらないでください。黄京のミカドに報告を送ったばかりです。
命令を待たねばなりません」
「あんな子供に何が分かる。どうせ側近のツァオガオが勝手に決めてしまうのじゃ」
まったく黄京の連中ときたら―と、老師はとんでもなく過激な発言をした。
カタリナはあまりの下品な言葉に飛び上がるように驚き、顔を真っ赤にする。ミカエルは黄京にいるのは宦官ばかりなのだろうかと冷静に受け止めた顔をながらも東方の習慣に戦慄を覚え、その背中には冷や汗が滲んだ。
「老師、下品な言葉使いはやめてください」
事態を収束させようと慌ててヤン将軍は口を出した。
そして彼は今まで東方では宿敵アビスを討ち滅ぼすために力をたくわえてきた事やアビスの者と命を惜しまずに戦う事を切々と語った。
あれほど騒々しかったバイメイニャンは不気味なほど黙って彼の言い分を聞く。
「―しかし、この西から来たとかいう連中を信じるかどうかは別です」
彼の本音を聞き入れると静かに老師は諭した。
「…西から人間が来たというのは、何かの前兆じゃ」
師の言葉を受け止めるように、一拍の間が空く。それから彼は返答した。
「わかりました。ここは老師の言葉を信じましょう」
東将軍は表情を引き締めた。

 
次回ミカエル編 将軍!陽動作戦は意味がないでござるの巻に続く!